竜王駅舎・南北自由通路

 竜王駅の橋上駅舎と南北自由通路は、平成20年3月24日に全面供用開始しました。
 明治36年12月に開設され100余年の歴史を歩んできた竜王駅は、これまで北側に出入口がなく市街地がJR中央線で分断されていることが大きな 課題となっていましたが、駅の南北をつなぐ自由通路と橋上駅舎を設置したことで、新たに駅の北口が開設されました。
 新たに完成した竜王駅は、世界的な建築家安藤忠雄さんが設計監理を手がけ、水晶の結晶や信玄堤の聖牛をイメージした外観は、旧竜王町・旧敷島町・旧双葉町を一つにしっかりとつなぎとめる「鎹(かすがい)」を表現しています。
 また、高いデザイン性とともに高齢者や体の不自由な方々など、誰にでもやさしく、利用しやすいバリアフリーの施設となるよう配慮しています。自由通路内には、市の行政情報や観光案内等をリアルタイムに発信する情報配信システムなども設置しました。

施設案内

竜王駅上空からの写真

竜王駅上空からの写真

新幹線が通るホーム内の写真

ホーム内の写真

竜王駅の南口側からの写真

南口側からの写真

竜王駅の南口側からの写真

南口側からの写真

北口側からの写真

北口側からの写真

北口側からの写真

北口側からの写真2

北口側からの写真

南北自由通路写真

南北自由通路写真

南北自由通路写真

改札口写真

南北自由通路写真

ホーム内全面改修

 新竜王駅舎及び南北自由通路の完成に伴い、これまでの段差のあったホームと電車の乗降口が、JR側の協力により、ホームをかさ上げし、利用者がスムーズに乗り降りができるよう改良されました。
 また、これまではホームの一部箇所しかなかった屋根も、東西に延びるホーム上空に雨がしのげる屋根がかけられ、新駅舎の下だけではなく、どの場所でも悪天候時に傘をささずに電車を待つことができるホームになりました。その他、上下線のホームに待合所が設置され、寒い時期でも快適に電車を待つことができるようになりました。

施設概要

施設概要
所在地 山梨県甲斐市竜王新町
面積 自由通路(市施設)1016.9平方メートル
長さ120メートル 幅員 6メートル
橋上駅舎(JR施設)716.7平方メートル
高さ約16メートル
構造 鉄骨造2階建
昇降施設 自由通路エレベーター(11人乗)2基
自由通路エスカレーター(幅員1.2メートル)2基
橋上駅舎エレベーター(11人乗)2基
橋上駅舎エスカレーター(幅員1.2メートル)2基
工期

着工 平成18年3月

完成 平成20年3月

事業主体 甲斐市
設計・監理 安藤忠雄建築研究所、株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所
施工者 東日本旅客鉄道株式会社八王子支社

設計コンセプト・建築家安藤忠雄氏からのメッセージ

新竜王駅舎のコンセプトは、旧竜王町・旧敷島町・旧双葉町が平成16年9月に合併し、旧3町を一つにつなぐ鎹(かすがい)、水晶の結晶、釜無川の治水に用いる聖牛など、甲斐市の自然、歴史、未来のイメージを三角形を基本的な構成要素として、垂直面や斜面などを組み合わせた多面体で構成しています。また、通路にガラスを多用する透明感あふれるデザインです。

この記事に関するお問い合わせ先

建設課 建設管理係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1668
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更新日:2019年04月01日

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