熱中症に注意しましょう(熱中症予防対策期間9月30日まで)

熱中症予防対策期間のお知らせ

山梨県内が記録的な猛暑となり熱中症のリスクが高まっています。5月から7月末までに発表された「熱中症警戒アラート」の日数は昨年・⼀昨年の倍であり、熱中症で救急搬送された件数も近年では最多となっております。

下記の期間を「熱中症予防対策強化期間」とし、熱中症予防の啓発強化や「涼み処」の設置を推進します。

実施期間:令和7年8月6日(水曜日)~9月30日(火曜日)

地域の「涼み処」開放にご協力ください!

自治会などが地域の公民館や集会所を「涼み処」として開放していただいた場合、協力金を交付します。

対象施設 冷房設備のある地域の公民館・集会所・公会堂等

対象期間 ~令和7年9月30日まで

開放期間 5日以上

協力金額 開放日数に応じて 1万円~最大6万円

 

詳細につきましては、下記山梨県ウェブサイトをご確認ください。

「熱中症特別警戒アラート」・「熱中症警戒アラート」について

熱中症特別警戒アラートとは、県内の全ての暑さ指数(WBGT)情報提供地点において、翌日の日最高暑さ指数が35以上となることが予測される場合に環境省が発表します。広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害を生じる恐れがあります。発表時には、運動・外出・野外活動の中止・延期・変更等を判断し、自ら涼しい環境で過ごすなどの自発的な熱中症予防行動を積極的に行ってください。また、家族や周囲の人々においても見守りや声かけ等の共助や、公助を行ってください。

熱中症警戒アラートとは、県内の暑さ指数(WBGT)予測地点のいずれかにおいて、最高暑さ指数を33以上と予想した日に発表されます。(前日から予想された場合は、前日17時にも発表。)発表時には、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症予防行動を積極的にとりましょう。

                    

クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)について

クーリングシェルターとは、熱中症対策として冷房設備を有し、誰でも自由に休憩していただける施設のことです。自宅にエアコンがない場合等、涼しい環境が確保できない場合は、クーリングシェルターを活用してください。

熱中症予防・対策について

熱中症とは、気温が高いことなどで、身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体の調整機能が正常に働かなくなることによって引き起こされます。

重症化すると死に至る可能性もありますが、正しい知識と適切な行動で防ぐことができます。また、応急処置を知っていれば、命を救うこともできます。

熱中症の症状

めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉のこむら返り

症状がすすむと…

頭痛、嘔吐、倦怠感、判断力低下、集中力低下、虚脱感

主な応急処置

熱中症は急速に症状が進行し重症化しますので、軽症の段階で早めに異常に気づき、応急処置をすることが重要です。

・風通しのいい日陰やエアコンが効いている室内など涼しい場所へ避難

・衣服をゆるめたり、体に水をかけたり、ぬれタオルをあてて扇いだりするなどして、体から熱を放散させ冷やす(首の周り、脇の下、脚の付け根など)

冷たい水を与え、たくさん汗をかいた場合は、スポーツドリンクや塩あめなどにより、塩分も補給する

応急処置しても症状が改善されない場合は、医療機関を受診しましょう。

自分の力で水分の摂取ができない場合や、意識障害が見られる場合は、すぐに病院に搬送しましょう。

熱中症予防

〇扇風機やエアコンで温度をこまめに調節

〇遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用

〇外出時には日傘や帽子を着用

〇天気の良い日は日陰の利用、こまめな休憩

〇吸湿性・速乾性のある通気性のよい衣服を着用

〇保冷剤、氷、冷たいタオルなどでからだを冷やす

〇こまめに水分補給(室内でも外出時でも、のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をしましょう)

高齢者や子ども、障がいをお持ちの方は、特に注意が必要です

熱中症のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。また、子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課 健康企画係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1694

更新日:2025年06月10日

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