法久寺のコツブガヤ

法久寺のコツブガヤの写真

 法久寺本堂の背後、墓地との境に生育しているもので、その規模は根廻り3.14メートル、目通幹囲1.65メートル、樹高17.5メートルで、枝張りは東西に各5.5メートル、南北に各4.0メートルを占めています。

 コツブガヤはイチイ科カヤの変種で、種子の大きさが母種(基本種)の長さ平均2.5センチメートルに対して平均1.7センチメートルときわめて小粒なため、この和名がつけられました。
また分布上も珍しく三重県と宮城県の2ヵ所で知られていましたが、本樹は昭和57年(1982年)に新しく発見された貴重種です。

(昭和58年12月7日県指定 天然記念物)

所在地

甲斐市篠原(法久寺)

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習文化課 文化財係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1697
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更新日:2022年07月06日

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