甲斐市消費生活センターからの注意喚起

分電盤の点検商法に関する相談が甲斐市内で急増中です

分電盤の点検商法に関する相談が甲斐市内で急増しています。

相談事例では、事業者からの電話や訪問で突然分電盤やブレーカーの点検を持ち掛け、「すぐに交換しなければ漏電して火事になる」などと不安をあおり、その場で分電盤の交換を迫る手口がみられます。

中には電力会社やその委託会社を名乗ったり、市からの委託を受けていると言ったりして、信用させる事例もみられます。（市では、事業者への委託は一切行っておりません）

安易に点検を依頼せず、また、点検した場合でもその場ですぐに契約しないようにしましょう。少しでも不安を感じたり不明な点があれば、契約している電力会社に確認するか、契約に関する不安な点については、甲斐市消費生活センターへ相談して下さい。

■対処法 このような被害にあわないために、次のことを心がけましょう。

・電話等で点検を持ち掛ける業者には安易に点検させないようにしましょう。必要がないものは、「必要ありません」「帰ってください」などとはっきり断わりましょう。

・突然の訪問を受けても、簡単に玄関に入れず、話を聞く前に断りましょう。

・中には、公的機関から来たように見せかけ、点検に応じる義務があるかのように説明する業者もいるので、直接公的機関に問い合わせてください。

・点検させたとしてもその場ですぐに契約はせずに、家族や知人、消費生活センターに相談したり、複数の業者から見積もりを取り、価格や品質などをよく比較してから契約するようにしましょう。

・分電盤などの電気設備に関しては、4年に1度の無料法定点検がありますので、日頃から確認しておきましょう。

■特定商取引法上の訪問販売に該当する場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフができます。

困ったときは、すぐに甲斐市消費生活センターへご相談して下さい。

国民生活センター 「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意ー2024年度に急増していますー（外部リンク）ー