男女共同参画推進講座を開催しました
甲斐市男女共同参画推進委員会では、男女共同参画社会を推進していくことを目的に「実践!男女共同参画がもたらす5つの効果」と題した講演会を、竜王北部公民館ホールで開催しました。
株式会社山梨福祉総研の小林正樹さんと小尾友教さんを講師にお招きし、企業における男女共同参画の取り組みについてや、男性の育児休業取得について、また男性が育児休業を取得する際に企業が求める行政支援についてなどお話していただきました。
株式会社山梨福祉総研は育児休業取得率が女性は100%、男性も50%と高く、その他にも従業員の仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組まれており、今年1月には子育てサポート企業として、甲斐市で初めて国からくるみん認定を受けられています。
参加者からは、育児休業を取得する際の企業の対応や、実際に取得した時の周囲への影響についてなど積極的に質問があり、共同参画を考えるいい機会となったという意見もいただきました。
雇用改善に関する各種認定制度
くるみん
子育てサポート企業として厚生労働大臣の認定を受けた証です。
次世代育成支援対策推進法に基づき、2~5年間の行動計画を作成・実行し、一定の基準を満たしたら認定を受けることができます。
いくつかの基準のポイントは以下のとおりです。
・男性の育児休業取得率が10%以上であること、または男性の育児休業取得率および企業独自の育児を目的とした休暇制度利用率が併せて20%以上、かつ育児休業等を取得したものが1人以上いる。
・女性の育児休業取得率が75%以上であること。 など
山梨えるみん
山梨県より、女性活躍に係る職場環境の整備等に積極的に取り組む機運を醸成し、国の制度である「えるぼし」認定や「くるみん」認定取得の足がかりとなるよう、県が女性活躍推進に取り組む企業を独自認定する制度。
いくつかの基準のポイントは以下のとおりです。
・「女性労働者の平均勤続年数÷男性労働者の平均勤続年数が」雇用管理区分ごとにそれぞれ0.6以上であること
・男性従業員のための有給の育児休暇制度があり、その休暇制度を利用したものの割合が15%以上であることまたは、育児休業等を取得したものが1人以上いること。 など
えるぼし
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく認定制度で、厚生労働省が定める一定の意基準を満たし、女性活躍推進に関する状況などが優良な企業に発行されます。
トモニン
厚生労働省より「仕事と介護を両立できる職場環境」の両立支援に取り組んでいる企業に送られる認定マーク
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更新日:2023年09月29日