塩崎駅周辺整備事業について
塩崎駅は、朝夕の通勤通学者の利用が多く、商業施設への買い物客の最寄り駅としても利用されており、近年、駅の乗降客数や周辺道路の交通量が増加しています。この塩崎駅が誕生したのは昭和26年で、開業から62年の歴史を刻んできました。
市では、塩崎駅周辺整備事業を進め、地域の方々に親しまれるような、バリアフリーにも配慮した新しい駅舎をJR東日本と協働して建設します。また、駅前広場や塩崎駅へのアクセス道路の整備により、利便性・安全性の高い交通結節点を整備します。

事業スケジュール
新駅舎・スロープ建築
平成26年9月の完成を予定しています。駅の利用に関しては、新駅舎が完成次第、現駅舎からの切替えとなりますので、利用できない期間はありません。
ホーム拡幅・屋根新設
下りホーム(韮崎方面)は11月、上りホーム(甲府方面)は平成26年3月の完成を予定しています。 架道橋(アンダーガード)上部は架道橋改築工事と併せて行います。
架道橋(アンダーガード)の改築
詳細設計が終了次第、工事に着手します。工事中は、歩行者および自転車の通行は可能ですが、車両は通行止めとなります。詳細は、スケジュールが決まり次第、お知らせします。
南口・北口駅前広場整備
新駅舎やホーム拡幅、架道橋のJR工事と調整を行い、順次、整備を進めていきます。
その他の周辺整備事業
塩崎駅周辺整備事業に含まれる双田線(国道20号~甲府韮崎線)や、新町大垈線(塩登橋)に係る改良工事は、順次、整備を進めています。
南北新駅舎・駅前広場全景(イメージ)

南口新駅舎・スロープ

南北新駅舎・駅前広場全景(イメージ)
北口新駅舎・スロープ

温かみのある空間をイメージした「和風」のデザイン
~工事期間中のご理解とご協力を~
塩崎駅周辺整備では、早期完成を目指し駅舎の工事や道路整備を行っています。周辺住民をはじめ、駅利用者のみなさんには大変ご迷惑をおかけしますが、今後ともご理解とご協力をお願いします。
なお、工事についてご意見などがありましたら、お手数でも都市計画課へご連絡ください。
【塩崎駅の沿革】 ~設置運動から現在に至るまで~

塩崎駅は、昭和4年に当時の塩崎村長が近隣の各村に呼びかけ駅設置運動を起こしたことを皮切りに、昭和16年には村当局および村内有志の熱心な陳情によって工事着手の一歩手前までこぎ着けたものの、戦争の影響により計画は中止となりました。昭和21年に、改めて近隣の各村合同で「塩崎駅(仮称)設置期成同盟会」が結成され、その後、熱心な陳情を重ね、ようやく用地費および工事費のすべてを地元で負担する「請願駅」として着工の見通しがつき、昭和26年の開業に至ったと「双葉町誌」に記されています。
また、釜無川以西の各村も期成同盟会へ加入していた関係で、将来、釜無川へ橋を架けて利用度を高め、産業および観光を目的とした道路を新設することも計画され、後年、双田橋と双田道が併せて整備されました。
塩崎駅の歴史
- 昭和 4年 近隣の村において駅設置運動を行う
- 昭和21年 塩崎村(仮称)設置期成同盟会結成
- 昭和26年 中央線塩崎駅設置
- 昭和30年 登美村、塩崎村が合併し双葉町誕生
- 昭和48年 乗降客の減少により無人駅化
この記事に関するお問い合わせ先
建設課 建設整備係
〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1668
- みなさまのご意見をお聞かせください
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更新日:2019年04月01日