災害に備えて水の備蓄をおすすめします
災害時に必要な水の量は「大人一人につき1日3リットル」

大規模な災害が発生すると、水道事務所は応急給水体制を行いますが、皆さまに水が行き渡るまでに数日間かかってしまう可能性があります。そのため、災害に備えてご家庭で水の備蓄をしていただくようにお願いしております。
人間が生命を維持するために必要な水の量は「大人一人につき1日3リットル」といわれています。災害時に備えて最低でも「3日分」(可能ならば1週間分)は水を備蓄しておきましょう。
例として、龍王源水(490ミリリットル)であれば1日6本必要であるため、「3日で18本」は飲料水として必要です。ここに飲料水以外の生活用水の分も含めると1日1箱(24本)ほど必要となることがわかります。
また、1日に必要な水の量は、次の表で示すように年齢や体重により異なるといわれています。表を確認し、ご家庭に必要な水の量を計算して、備蓄の際の参考としましょう。
※表は飲料水として必要な量を示しています。飲料水以外にも生活用水として2リットルほど多めに準備しておきましょう。
区分(年齢) |
計算式 | 1日に必要な水の量(参考) |
---|---|---|
大人 (高校生以上) |
体重 × 50ミリリットル |
60キログラム × 50ミリリットル= 3リットル |
子供 (小学生、中学生) |
体重 × 80ミリリットル |
25キログラム × 80ミリリットル = 2リットル |
幼児 (5歳前後) |
体重 × 100ミリリットル |
15キログラム × 100ミリリットル = 1.5リットル |
新生児、乳児 (5歳未満) |
体重 × 150ミリリットル |
5キログラム × 150ミリリットル = 0.75リットル |
(出典:総務省消防庁「応急給水「5.給水量の目標設定」、Life Protections「災害時に必要な1日の水の量ってどれくらい?」)
水道水くみ置きのおすすめ
災害に備えて水道水をくみ置きする場合は、次の事項に気をつけましょう。
- 密栓できる容器をよく洗ってから使用してください。
- 水道水は容器の口までいっぱいに入れ、ホコリや雑菌が入らないようにしっかりとフタをしましょう。
水道水に含まれる残留塩素は空気に触れる面が少ないほうが長くもちます。 - 保存場所には冷暗所を選びましょう。 保存期間は3日が目安です。
残留塩素には消毒効果があり、細菌の繁殖を一定程度抑えることができますが、時間が経つと残留塩素が減少するため、細菌が繁殖しやすくなります。 - 3日間の保存期間が過ぎたら雑用水などに使用し、新しい水道水に取り替えましょう。
- 一部の家庭用浄水器では、残留塩素を取り去ってしまうものがあります。残留塩素が減少した水は保存には向きませんのでご注意ください。
龍王源水は賞味期限5年で、長期保存できます
水道水のくみ置き以外にも、賞味期限の長いペットボトル等の飲料水を備蓄用として購入しておくこともおすすめです。
甲斐市水道事務所で製造・販売している甲斐のうまい水「龍王源水」は賞味期限が5年と長期保存が可能となっており、災害備蓄用としてご利用いただくことができます。
「龍王源水」の販売場所、販売価格などの詳細については次のリンクから専用ページをご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
〒400-0115
山梨県甲斐市篠原2534-1
電話:055-276-0734
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更新日:2022年07月12日