お子様の医療費、一緒に考えてみませんか?

お子様の医療費について、窓口負担が無料で医療を受けることができますが、仕組みや、こうした制度がこれからも続いていくよう、上手な医療のかかり方をご案内いたします。

Q:子どもの窓口負担が無料なのはどうして?

A:医療費は7~8割を国民健康保険が、自己負担分(2~3割)※1が「こども医療費助成制度※2」によって、助成されているからです。

※1 小学生以上は3割、小学校就学前は2割となります。

※2 山梨県内の各市町村が実施する制度です。甲斐市は「甲斐市こども医療費助成金制度」対象年齢は「0歳から18歳」です。

医療費の現状とみなさまへのお願い

国全体の医療費は年々増加しており、国民健康保険加入のみなさまの医療費も同様です。令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により受診を控える方が増えたため全国的にも医療費は下がっていますが、令和3年度以降は再び増加しています。また、年齢階級別の一人当たり医療費において、0~4歳が特に高い 傾向にあります。

Q:医療費の増加で、健康保険料が上昇するのは心配。私たちに医療費の節約はできるの?

A:医療機関や処方せんから保険薬局でお薬をいただく際には、ジェネリック医薬品をお選びください。ジェネリック医薬品は、先発医薬品(新薬)と同等の有効成分・効能があると、国が認めた 安全・安価 なお薬です。 医療費の節約につながります!

お子様にもジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品を使用する際のポイントをご紹介します!

『そもそもジェネリック医薬品とは?』

「先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり、先発医薬品と同等の効き目がある」と認められたお薬です。

ジェネリック医薬品は開発にかかる費用が抑えられるので、先発医薬品よりも平均して3~5割ほどお安くなります。

様々な試験をクリアし、先発医薬品と効き目や安全性が同等であると認められたものだけが国によって承認されています。

『ジェネリック医薬品は、服用しやすい製剤工夫がされているお薬もあります』

ジェネリック

ジェネリック医薬品が普及すれば、医療費が抑えられ、医療保険制度の安定化につながります。

上手な医療のかかり方!

お医者さんにかかるときに気を付けたいポイントを紹介します。

『はしご受診は避ける』

同じ病気やけがで複数の医療機関を受診することを「はしご受診」といいます。何度も検査や投薬を行うことにより体にも負担がかかります。また、新たな医療機関を受診するたびに初診料がかかります。医師の診断や治療方針に疑問や不安な点がある場合、まずはその医師に伝えましょう。

『紹介状なしで大病院にいかない』

大病院※は救急や重い症状の患者さんの治療を担う役割を持っています。軽症で医療機関にかかるときは、身近な診療所やクリニックを受診しましょう。また、紹介状なしで大病院を受診すると、診察料に加えて7,000円以上の特別料金(全額自己負担)がかかります。

※特定機能病院や200床以上の地域医療支援病院を指します。

『かかりつけ医を持ちましょう』

「かかりつけ医」 とは日常的な診療や健康管理を担ってくれる身近な医師のことです。日頃の状態をよく知っている「かかりつけ医」であれば、ちょっとした体調変化にも気づきやすいため、病気の予防や早期発見、早期治療が可能になります。また、「かかりつけ医」は必要に応じて適切な医療機関を紹介してくれます。

この記事に関するお問い合わせ先

保険課 国民健康保険給付係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1665

更新日:2025年03月07日

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