市指定無形民俗文化財「大久保太太神楽」(まちできweb版 2016年4月3日)

毎年4月第1日曜日、大久保地区の氏神である子神社(ねのじんじゃ)の祭礼に奉納されてきた「太太神楽(だいだいかぐら)」。

1780年代の天明の大飢饉の際に、相続く貧困と悪病の災禍を恐れた村民が、神楽師を招いて祭事を行い祈願したのが始めと伝えられています。

満開の桜の木と舞台の周りに沢山の人が集まっている写真

今が見頃のサクラ舞う子神社の神楽殿。

伝統の神楽を一目見ようと、約50人のみなさんが集まりました。

お面を付け、刀を持ち、伝統的な金色の衣装を着た人が神楽を舞っている写真

神楽は大正初期から地元保存会「矯風会」により代々受け継がれています。

お面を付け、扇子を持ち、黒と金色の衣装を着た人が神楽を舞っている写真
白い衣装を着た男性4人が座って太鼓や横笛を演奏している写真

笛や太鼓の演奏に合わせて舞う「太太神楽」。

お面を付け、赤い衣装を着た人がかがんでお供えをしている写真

地域の繁栄と無病息災を祈り、舞い続けます。

桜の花と神楽を舞っている人の写真
お面を付け着物を着た2人の前で緑の衣装を着た人が神楽を舞っている写真

「剣之舞」「猿田彦命之舞」「四弓之舞」などの演目が披露されました。

黄色、赤、緑の衣装を着た3人の男性が会場に向かって弓矢を放っている写真

「四弓之舞」では縁起物の弓矢が会場内に放たれました。

この記事に関するお問い合わせ先

秘書課 広聴広報係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-267-7223

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか

更新日:2019年04月01日

現在のページ