市の木・市の花
市の木・市の花が決まりました。
平成26年9月1日に甲斐市は市制10周年を迎えました。
甲斐市市制施行10周年を記念し、市の一体感を醸成し、市民の心のよりどころとして市の木市の花を制定しました。
市の木には、信玄堤などの歴史、文化の代表でもある「ケヤキ」、市の花には、春を象徴する花として日本人になじみのある「サクラ」に決定しました。
市の木 「ケヤキ」

ケヤキの選考理由
ケヤキは、古くから人々とのかかわりが深く、市内各地の神社の神木、防風林、街路樹や庭木などとして親しみのある木であります。木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じ、堅くて摩耗に強いので、家具・建具等の指物に使われます。
甲斐市に沿って流れる釜無川に1559年頃、甲府盆地一帯を水害から守るため
武田信玄が築いたといわれる信玄堤は、歴史、文化的にも全国に誇りうるものでありますが、ここにある「ケヤキ林」は、この堤を保護のために造営された水防林であり、現在は都市公園として市民の憩いの場となっています。
市の花 「サクラ」

サクラの選考理由
サクラは、穀物の神が宿るとも、稲作神事に関連していたともされ、農業に
とって昔から非常に大切なものでありました。
春を象徴する花として日本人にはなじみが深く、また、ぱっと咲いたときの見事さ、散りぎわの潔さが日本人の気質に合うとともに、古来より花見の花として鑑賞されている花です。
「サクラ」の語は有史以前からあり、一つの説では、富士の頂から花の種をまいて花を咲かせたとされる、コノハナサクヤヒメ【木花開耶姫】(甲府盆地に春を告げ、信玄堤でも開催される祭り「おみゆきさん」を行う一宮浅間神社の祭神でもある)の「さくや」からとったという説はよく知られています。
甲斐市には、信玄堤、ドラゴンパーク、矢木羽湖周辺、光照寺などサクラの名所が数多くあり、市民に愛され、多くの人々の心に安らぎを与えてくれる花です。
市の木・市の花決定の経緯
平成25年10月 甲斐市市の木市の花選考委員を市民から公募しました。
平成26年 1月 甲斐市市の木市の花選考委員会で候補となる5種の木と花を選考しました。
平成26年 3月 市民投票を実施し、5,827票の市民の意見をいただきました。
平成26年 4月 市民投票の結果を参考として、市の木市の花を決定しました。
甲斐市市の木市の花選考委員会会議録
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開催日 | 会議録 |
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第1回 | 平成25年11月14日(木曜日) | 第1回会議録(PDF:295B) |
第2回 | 平成26年1月23日(木曜日) | 第2回会議録(PDF:295B) |
第3回 | 平成26年2月13日(木曜日) | 第3回会議録(PDF:295B) |
第4回 | 平成26年4月17日(木曜日) | 第4回会議録(PDF:295B) |
この記事に関するお問い合わせ先
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1678
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更新日:2019年04月01日