牛句の初午祭り(まちできweb版 2017年3月11日)

 牛句の峰観音堂で、毎年3月第2の土曜日・日曜日に行われ、地域の無病息災や五穀豊穣などを祈る「初午祭り」が行われました。峰観音堂は、「甲斐国司」によると弘法大師(空海)によって創設されたと伝えられ、中には馬の守り神の意味合いもある「馬頭観音像」が安置されています。

 また、お堂の中には鉄枠に入った木製の馬が置かれていますが、その昔この馬が夜な夜な飛び出して、田畑を荒らすので檻に入れたという伝説が残っています。

 初午祭りのこの日、馬頭観音にお経を上げた後、地区の当番組が料理を用意し、参拝客をもてなしました。昔は出店が並び、遠くから馬を連れて大勢の人がお参りにやってきたそうです。

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峰観音堂に安置されている「馬頭観音像」と餅や果物がお供えされている写真

峰観音堂に安置されている「馬頭観音像」。  

鉄の折に入り、足袋を履いている木製の馬の写真

同じくお堂の中にある木製の馬。鉄の折に入り、足袋を履いています。

初午の日に当番の組が刷る馬の絵が描かれているお札の写真

初午の日に当番の組が刷るお札。昔はこのお札をもらいに遠くからも馬を連れて人が集まったようです。

また、馬の蹄鉄も奉納されています。

お堂の中で多くの人々が集まり、祝宴している写真

夜遅くまで催される祝宴。お堂の外まで楽しげな声が聞こえてきました。

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更新日:2019年04月01日

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