敷島公民館で「初めてのそば打ち教室」を開催(まちできweb版 2016年12月24日)

甲斐市北部の清川地区で栽培されたそば粉を使って、そばを打つ「初めてのそば打ち教室」が敷島公民館ふれあい講座で開催されました。

年末にふるまう年越しそばを家庭で作ってもらおうと企画された講座には、抽選で選ばれた12人が参加しました。

講師の中村まさしさんが袋に入ったソバ粉を持って説明をしている写真

講師は甲斐市下福沢でソバや野菜を生産する中村理(まさし)さん。

3年前に会社員から転職し、新規就農者として農業に取り組んでいます。

ボウルに入った蕎麦の生地を練っている手元の写真

ソバは中村さんの畑で栽培。

8月上旬に種をまき、10月中旬に刈り取っったもので、ひきたてのそば粉を使って、そば粉8割、つなぎ2割の「二八そば」を作ります。

そば粉、小麦粉に水を入れ、生地を練り上げます。

1人がボウルを持ち、1人が生地を練って協力して作業している写真
ボウルに入った円錐状に丸められた生地の写真

参加した12人は全員初めてのそば打ち体験。

生地から丁寧に空気を抜きながら、円錐状に練り上げていきます。

男性が板の上に生地を乗せ、綿棒で延ばしている写真

のし板に生地を乗せ、麺棒を使って厚さ1ミリメートル程度に延ばしていきます。

女性が板を使って蕎麦生地を細く切っている写真
細く切り分けられた蕎麦の写真

延ばした生地をたたみ、太さ1~1.3ミリメートル程度に切り落とし、そばを仕上げていきます。

包丁を押し込むように使ってこま板をずらしながら、切り落とすのがポイントです。

男性が茹で上がった蕎麦を鍋から出している写真

そばを茹で上げる時間はごくわずか。

沸騰している湯にそばを入れ、浮き上がってきた後に二呼吸ほどおいて、茹で上がり。

2人の女性が出来上がったざる蕎麦を食べている写真

副菜にとりもつ、そばがき、清川産のこんにゃくを添え、自作のそばを味わいます。

「そばの香りがすばらしく、歯ごたえと腰があってとてもおいしい。年越しのそばにさっそく挑戦したい」と参加者は話していました。

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更新日:2019年04月01日

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