しきしま幼稚園が48年の歴史に幕を閉じる「閉園式・閉園セレモニー」(まちできweb版 2016年3月19日)

昭和43年に創立した市立しきしま幼稚園が社会情勢の影響や園舎の老朽化等により、今年3月末で閉園されます。

48年間、園庭のケヤキとともに園児と地域の発展を見守り続け、たくさんの卒園児を輩出した園に別れを告げる「閉園式・閉園セレモニー」が行なわれました。  

幼稚園の看板は「ありがとう しきしまようちえん」のメッセージとともに、最後の卒園児の似顔絵で飾られました。

園への思い出や感謝の言葉を伝えようと、卒園児や地域のみなさんから届けられた約400枚の「メッセージの旗」。

この日に向けて、PTAや卒園児が中心となって準備を進めてきました。

閉園式では「48年のあゆみ」と題し、スライドで懐かしい写真が紹介されました。

そして、式の最後では幼稚園の銘板と園旗が園児代表から返還されました。

第2部「閉園セレモニー」には卒園児、地域のみなさん、そして歴代の先生たちも来園し、最後の幼稚園を懐かしみました。

南アルプス市在住の大友剛さんによるマジックと歌のショーでは「しきしま幼稚園 かなりさいこー」とみんなで合唱。

市の男性保育士による「和太鼓演奏」。

懐かしい先生の姿に会場からも「先生頑張って」と声が上がりました。

閉園のメッセージを付けた150個の風船飛ばし。

閉園を悲しむかのように昨晩から振り続いた雨もやみ、青空に向かって150個の色取り取りの風船が飛び立ちました。

教室には卒園記念写真やアルバムが展示され、在園中の懐かしい写真を見つけては友達同士で盛り上がっていました。

そして、1番人気は思い出の給食が試食できるコーナー。

メロンパンにウインナーパン、そして肝油が配られ、教室前には長い列ができました。

園庭がいっぱいになるほど、大勢の人で賑わったしきしま幼稚園の「閉園式・閉園セレモニー」。 

会場では懐かしい先生たちとの記念写真や遊具で遊んだり、園庭を走り回ったりと楽しむ姿が見られました。

ありがとう。そして、さようならしきしま幼稚園。