甲斐市市営住宅長寿命化計画

計画の背景

公営住宅は、公営住宅法により位置づけられており、「国及び地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的」とした住宅です。
市では、平成20年度に甲斐市住宅マスタープランを策定し、市営住宅の計画を行っています。
住宅セーフティーネットとして重要な役割を果たしている市営住宅を将来に渡って継続的に提供していくために、将来の人口減少を見据えた管理戸数の適正化を図 りつつ、少子高齢化の急速な進行、家族形態の多様化、社会経済情勢の変化等を踏まえ、既存ストックを計画的に修繕・改善することにより安全性や居住性を確保しながら長寿命化を図ることが求められています。

計画の目的

国の政策は、住生活基本法が平成23年に改正され、供給目標量を定める住宅建設五箇年計画から住生活基本計画にシフトし、これまでの建設重視の施策から、市場重視、ストック重視などを基本的な視点へと転換を図っています。
本計画は、甲斐市の市営住宅ストックの適切なマネジメントを行うべく、管内の既存の市営住宅ストックの状況を把握し、その役割やあり方を考慮した上で団地別・住棟別の活用方針を定めるとともに、長期的な視点をもって長寿命化のための維持管理計画を策定することを目的としています。

※計画に記載されている住宅の戸数及び名称は、平成26年3月時点のものです。

この記事に関するお問い合わせ先

建設課 建設管理係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1668

更新日:2022年01月24日

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