子どもの予防接種
予防接種とは
予防接種とは、病気の原因となるウイルスや細菌などが作り出す毒の力をを弱めて作った薬液(ワクチン)を接種することであらかじめその病気に対する抵抗力(免疫)をつけることをいいます。
予防接種には、法律に基づいて市町村が実施する定期接種と保護者と医師との相談によって判断し行われる任意接種があります。
定期接種については、対象となる病気、対象年齢、接種期間などが定められています。決められた時期に接種ができなかった場合は任意接種となり費用が自己負担になる可能性があるため、各予防接種の接種間隔や接種年齢などに注意しましょう。
定期接種(無料)
- BCG
- ヒブ
- 小児用肺炎球菌
- B型肝炎
- ロタウイルス
- 百日せき・ジフテリア・ 破傷風・ポリオ(4種混合)
- 百日せき・ジフテリア・ 破傷風・ポリオ・ヒブ(5種混合)
- ジフテリア・ 破傷風(2種混合)
- 麻しん風しん混合(MR)
- 水ぼうそう
- 日本脳炎
- 子宮頸がん
任意接種(自己負担)
- インフルエンザ
- おたふくかぜ など
定期予防接種について
予防接種スケジュールについては下記のファイルをご覧下さい。
日本脳炎予防接種の特例対象者について
日本脳炎の予防接種は、平成17年度から平成21年度まで積極的勧奨を差し控えていました。その後、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。このため、平成19年4月1日までに生まれた人で積極的勧奨の差し控えにより接種が終了してない人は20歳になるまでに接種ができます。詳しくはお問合せください。
子宮頸がんワクチンについて
ヒトパピローマウイルス感染を予防するワクチン(子宮頸がんワクチン)は、平成25年6月から積極的な接種勧奨を差し控えていましたが、令和3年11月26日付けで、「最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた」として、積極的な接種勧奨の差し控えを終了しました。
小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)(PDFファイル:5.3MB) (PDFファイル: 5.3MB)
小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)(PDFファイル:7.6MB) (PDFファイル: 7.6MB)
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ (PDFファイル: 2.2MB)
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン~(厚生労働省ホームページ)
予防接種の受け方について
予防接種はすべて個別接種になります。必ず事前に指定医療機関に予約を入れてから接種をすすめてください。指定医療機関以外の主治医のもと接種を希望される場合はご相談ください。
接種当日の持ち物
- 母子健康手帳
- 予診票(体温測定は当日医療機関で行います)
- 保険証
定期予防接種を受けるときには、出生時にお渡しする『予防接種手帳(予診票)』を使用します。転入や紛失された場合はお近くの窓口にて再発行を受けてください。なお、市外に転出される場合は、甲斐市の予診票は使用できませんので、転出先の市町村へご相談ください。
指定医療機関
指定医療機関は、下記ファイルをご覧ください。市外指定医療機関は、一部を掲載しています。掲載がない医療機関でも接種できる場合がありますのでお問合せください。
※なお、里帰り等で県外の医療機関等で接種を希望する場合は手続きが必要になりますので、事前にご相談ください。(事前に相談・申請がない場合、全額自己負担になることがあります)
甲斐市外での予防接種の接種申請について (PDFファイル: 81.6KB)
予防接種の間隔について
予防接種を安全に行いかつ確実に免疫をつけるためには次のような間隔が必要です 予防接種の間隔については下記のファイルをご覧下さい。
異なるワクチンとの接種間隔 (PDFファイル: 74.2KB)
予防接種を受けるときの一般的な注意事項について
予防接種は、体調が良い時に受けることが原則です。保護者の方は、日ごろからお子さんの健康状態に気を配り、安全に予防接種を受けられるよう、病気や予防接種について理解しておくことが大切です。疑問や不安なことがある場合は主治医や保健師にご相談ください。
- 受ける予防接種について、予防接種手帳をよく読んで必要性や副反応について理解しましょう。
- 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察しましょう。
- 予防接種は保護者が連れて行きましょう。保護者(父母)が特段の理由で同伴することができない場合、接種対象者の健康状態を普段から熟知する親族など、適切な者が同伴することは差し支えありません。この場合、予診票に加え同伴者の接種同意をもって保護者の同意とする旨の委任状が必要となります。
- 予診票は責任をもって記入しましょう。
- 母子手帳は必ず持っていきましょう。
予防接種による健康被害について
定期予防接種によって引き起こされる副反応により、医療機関での治療や生活支援が必要になるような障害を残すなど健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
詳しくは下記のファイルをご覧下さい。
予防接種は遅らせずに、予定どおり受けましょう
予防接種法の規定による定期予防接種については、ワクチンで防げる感染症の発生及びまん延を予防する観点から非常に重要です。感染しやすい年齢を考慮して感染症ごとに接種年齢を定めて実施しています。特に乳幼児の予防接種を延期すると、感染症にかかるリスクが高い状況になることから、引き続き、決められたスケジュールに沿って定期予防接種をお受けください。
遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診~新型コロナウイルス対策が気になる保護者の方へ~(厚生労働省ホームページ)
その他
予防接種についてわかりやすいサイト 『NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会』 を紹介させていただきます。サイト内には予防接種スケジューラースマホアプリもあり予防接種のスケジュール管理に役立ちます。( 外部サイトに繋がります。)
この記事に関するお問い合わせ先
〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1694
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更新日:2024年07月22日