民生委員・児童委員、主任児童委員について

民生委員・児童委員、主任児童委員とは

 地域の推薦を受けて甲斐市の民生委員推薦会により推薦され、厚生労働大臣から委嘱を受けた特別職の公務員です。

 一方、法律上給与の支給はなく、無償で地域福祉活動を行うボランティアでもあります。

 民生委員法及び児童福祉法により設置が定められ、民生委員と児童委員は兼務することになっています。

 任期は3年間で、現在甲斐市には地域ごとに活動をしている民生委員・児童委員155名と、児童福祉に関する事項を専門的に担当する主任児童委員11名の計166名がいます。

 民生委員・児童委員及び主任児童委員は、社会奉仕の精神をもち、個人の人格を尊重し、誰もが安心して暮らすことができる地域社会づくりをめざして、適切な活動のもとに必要な援助を行う地域福祉推進の担い手です。

民生委員・児童委員、主任児童委員の役割

民生委員・児童委員は、自らも地域住民の一員として、それぞれが担当する区域において住民の生活上の様々な相談に応じ、行政をはじめ適切な支援やサービスへの「つなぎ役」を担うとともに、高齢者や障がい者世帯の見守りや安否確認などにも重要な役割を果たしています。

また、主任児童委員は、担当区域の民生委員・児童委員と連携しながら、子育ての支援や児童健全育成活動に取り組んでいます。

こんな活動をしています!

民生委員・児童委員は、地域福祉の担い手として住民個々の相談に応じ、その生活課題の解決にあたるとともに、地域全体の福祉増進のための活動にも取り組んでいます。

こうした民生委員・児童委員の活動には、次の7つのはたらきがあります。

  1. 社会調査
    必要に応じて、担当地域の住民の実態や福祉の需要を適切に把握するための調査をします。
  2. 相談
    地域住民が抱えている問題・悩みについて、相手の立場に立ち、親身になって相談に応じます。
  3. 情報提供
    社会福祉の制度やサービスについて、住民に適切な内容の情報を提供します。
  4. 連絡通報
    住民が個々の福祉の需要に応じた福祉サービスが受けられるように、関係行政機関や施設・ 団体等に連絡し、必要な対応を促すパイプの役割をつとめます。
  5. 調整
    住民の福祉需要に対応し、適切なサービス提供が図られるように支援します。
  6. 生活支援
    住民の求める生活支援活動を自ら行い、支援体制をつくっていきます。
  7. 意見具申
    活動を通じて得た問題点や改善策についてとりまとめ、必要に応じて民生委員児童委員協議会をとおして関係機関などに意見を提起します。

一番身近な福祉の相談員です!

  • ひとり暮らしや高齢者世帯、障がいなどで日常生活が不自由。
  • やむを得ない事情で生活に困っている。
  • お年寄りの介護に関することで悩んでいる。
  • 子育てについて心配ごとが…
  • 配偶者から暴力(ドメスティックバイオレンス)を受けている。
  • 子どもの泣き声が頻繁に聞こえるんだけど…

このような、 子育てや高齢者の介護、健康・医療に関すること、生活の中での悩みごとや心配ごとなど、どこに相談していいのか迷うことはありませんか? そんなときは、民生委員・児童委員に相談してください。

 守秘義務がありますので、相談者のプライバシーは堅く守られます。

お住まいの地域の民生委員・児童委員及び主任児童委員については、福祉課または各支所市民地域課にお問い合わせください。

問い合わせ

  • 福祉部 福祉課 福祉総務係(竜王庁舎 新館1階 13番)
    電話 055-278-1691
  • 敷島支所 市民地域課 福祉健康係(敷島庁舎1階)
    電話 055-277-3112
  • 双葉支所 市民地域課 福祉健康係(双葉庁舎1階)
    電話 0551-20-3650

この記事に関するお問い合わせ先

福祉課 福祉総務係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1691
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更新日:2023年02月06日

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