正授院石幢

正授院石幢の写真

 石幢の形式には単制と複制の2種があり、この石幢は単制による建立です。

 七面に作った幢身には過去七仏の尊名が刻まれ蓮弁を彫刻した基礎の上に建ち、その上部には頭部を七角山形に作った笠石をのせています。

 建立は室町時代中期と思われ、供養のため建てられた数少ない単制幢の貴重な遺構です。

(昭和48年4月1日市指定 (建造物))   

所在地

甲斐市中下条(正授院)

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習文化課 文化財係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1697
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか

更新日:2022年07月06日

現在のページ