保坂家文書5通

保坂家文書の写真

 保坂家文書は信玄堤関係文書として、武田信玄・勝頼父子の治水事績を実証する貴重な古文書です。とくに永禄3年(1560年)の信玄印書は、竜王の川除(信玄堤)の竣工にともなって、堤沿いの河原間を耕地化するとともに堤の保護にあたらせるため、棟別銭免除の特典を与えて移住者を募集したときの文書です。
 なおこれに応じて移住した50軒余で構成した集落が、竜王河原宿の起源であり、竜王地区成立の歴史を物語る資料の一つです。

   指定文書は次の5通    

  • 武田信玄印書(永禄3年:1560)    
  • 武田信玄印書(永禄6年:1563)    
  • 武田勝頼印書(天正3年:1575)   
  • 武田勝頼印書(天正5年:1577)    
  • 武田勝頼印書(年不詳6月)

(昭和44年11月20日県指定 (書跡))    

所在地

笛吹市御坂町成田1501-1(山梨県立博物館)

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習文化課 文化財係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-278-1697
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更新日:2019年04月01日

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