さつまいも圃場のすき込み、耕運を行いました(2022年4月8日)

4月6日 サツマイモ圃場 緑肥すき込み作業

こんにちは!協力隊の寺沼と申します。

新年度がスタートしましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は早速、休日を利用し、甲斐市内にある太刀岡山(たちおかやま)へトレッキングをしてきました!急勾配ののぼりの後の絶景が、最高でした。クライミングができる岩壁もあるので、いつかチャレンジしてみたいなんて思ったり…

 

さてさて、話が大きくそれましたが、今回、タイトルにもありますように、今年度もサツマイモを栽培予定の赤坂圃場にて、緑肥のすき込み作業を行いました。

 

「緑肥のすき込み作業」って何ですか?…と思われた方の為に、簡単に緑肥の説明をさせていただきます。

緑肥とは、簡単に説明させて頂くと、肥料の一種です。

緑肥作物と呼ばれる作物(私が扱ったことがある作物は、ライムギ、ソルゴー、ひまわり)を、肥料を与えたい畑にて栽培し、収穫をせずそのまま土壌にすき込む(混ぜ込む)ことで、肥料分の供給のほか、土壌の物理性を改善したり、作物によっては害虫、病原菌を抑制したり…等々様々な効果をもたらしてくれます。(詳しく知りたい方は、「緑肥」でインターネット検索してみてください)

前置きが長くなりましたが、そんな緑肥と呼ばれる作物を、今回は刈り込み、土壌にすき込む(混ぜ込む)作業を行いました!

本来であれば、トラクターのアタッチメントで、草を粉砕する機械があるので、そちらを使いたいところでしたが…我々新任メンバーは、刈払機をあまり使ったことがないメンバーもいるため、今回は刈払機の練習も兼ねて、協力隊メンバー3名で緑肥の刈込み作業を行いました。

佐藤先輩より、使い方のレクチャーを受けたのち、早速実践!

緑肥を刈り込む際に、草の根元から刈り込まず、2段階(中段で刈ったのち根元で刈る)で刈ることで、より細かく粉砕され、すき込んだ際に分解が早まるとのことで、今回は2段階で刈込を行いました。

3名で1時間半ほどで作業を終え、休憩。

ふと見上げると、畑からの景色が絶景!富士山、八ヶ岳、南アルプスが見えます。(夏には登りたい…)こんな景色で作業ができるのは、最高です。。。

休憩後は、刈り込んだ緑肥を土壌中に混ぜ込む作業を…という予定でしたが、ここでアクシデント発生。前日の雨の影響で、トラクターの耕運(土と緑肥を混ぜ込む作業)ができないとのこと…しかし、予備日の設定があったため、明後日の4月8日に実施する運びとなりました。

 

農業は、自然相手の仕事であるため、天候などに左右される難しさを感じた一方、それを見越して計画を立てることの重要性を感じた1日でした。

 

担当:寺沼

 

 

 

刈払機の使い方レクチャーを受ける内野隊員
緑肥を刈り込む隊員たち
緑肥を刈り終わった畑の様子

4月8日 サツマイモ圃場 初トラクター耕運作業

こんにちは!

協力隊の寺沼です。

今回、タイトルにありますように4月6日に行った、赤坂圃場のサツマイモ畑での作業の続きで、トラクターによる緑肥のすき込み(混ぜ込み)作業を行いました。

前回、前日の雨の影響でできなかった、緑肥のすき込み作業を行うにあたり、トラクターの運転方法を、先輩隊員の佐藤さんに教えていただきました。

今回サツマイモを栽培する畑は傾斜地になっており、トラクターをかける際には、傾斜がきつくならないよう耕運時の深さ設定に注意し行いましたが、非常に難しかったです…

何度もエンジンストップをしそうになりながらも、何とかやり遂げることができ、一安心です。

甲斐市内には、比較的傾斜がある圃場が多いとのことでしたので、これから経験を積んで、慣れていければと思います。

この日も非常に天気が良かったので、山とトラクターでこんな写真も!

新任メンバーで私寺沼と同期の内野さんは、人生初めてのトラクターとのことですが、1回目からまっすぐ耕運できており、自分の初めての時とは比べ物にならないほど上手でした…(笑)

 

今後、2度目の耕運、施肥(肥料散布)そしてサツマイモのマルチ張り、植え付け、水やり…等々と作業が続きますので、サツマイモに負けないように、我々もたくさんのことを吸収し、成長していきたいと思います!

 

引き続きよろしくお願いいたします。

 

担当:寺沼

トラクター作業風景
トラクター作業風景
圃場風景

更新日:2022年11月24日

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