甲斐市公共施設等総合管理計画を策定しました

 本市は、これまで人口の増加に伴う公共需要や住民ニーズの高まりなどを背景に、各種公共施設や道路等のインフラ資産の整備を進めてきました。
 これらの施設は、現在、整備後30年から40年を経過し、今後、更新や大規模改修などを一斉に迎えることが予想されます。
 しかし、人口減少社会の到来や少子高齢化の進展などにより、市税の伸び悩みや社会保障関連経費の増大など、厳しい財政状況が想定される中で、将来的に公共施設等をこのまま維持していくことは困難な状況が予測されます。
 このため、本市における公共施設等の全体を把握するとともに、公共施設等を取り巻く現状や将来にわたる課題等を客観的に整理し、長期的な視点を持って公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的に、平成29年2月に「甲斐市公共施設等総合管理計画」を策定しました。
 また、本計画の基本方針や目標を実現するため、令和2年3月には、公共施設の類型ごとに「甲斐市公共施設個別施設計画」を策定し、この個別施設計画の内容等も踏まえた上で、令和4年2月には、「甲斐市公共施設等総合管理計画」を見直しました。引き続き、全庁的な取組体制の構築及び「施設カルテ」を作成、最新情報を把握する等の情報管理・共有を図り、本計画を推進していきます。

今後30年間(令和28年度まで)で総延床面積を20％削減