救命救急講習(まちできweb版 2016年8月29日)

 竜王西保育園の子育て支援センター「こあら」で、未就園児と保護者を対象とした救命救急講習が行われました。甲府西消防署から講師を招き行われた講習には、保育士も含め10組が参加し、心肺蘇生法やAEDの使い方など、もしもの時の正しい行動を学びました。
 まずは成人に対する救命措置。周囲の危険確認や周りの人への援助依頼、大きな声で意識確認、胸部マッサージの仕方やAEDの使い方などの実技講習を行いました。次に乳児・小児のそれぞれの救命措置。乳児は足の裏を叩いて意識を確認し、胸部マッサージは指三本で行い、AEDを乳児モードにする。また小児は片手で胸部マッサージを行うなど、成人との違いを学びました。
 参加者はもしもの時に自分が行動できるようにと、講師の話を真剣に聞き「救急車が来る前に意識が戻ったらどうすればいいんですか」「乳児はどれくらいの力で胸部マッサージをすればいいんですか」など積極的に質問をしていました。

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子連れの人や保育士が胸部マッサージの訓練を受けている写真

まずは成人に対する救命措置を学びます。危険の確認、援助の要請、意識の確認などの後に胸部マッサージを行います。

人形を使いながらAEDの使い方の説明を受けている人々の写真

AEDの使い方も体験します。機械の指示通りに使えば決して難しいものではないそうです。

乳児の意識の確認の講習で人形の足の裏を叩いている写真

乳児の意識の確認は足の裏を叩きます。これは足の裏は感覚が鋭敏な上、比較的強く叩いても大丈夫な箇所だからです。

人形を使い乳児の胸部マッサージの講習を受けている写真

乳児の胸部マッサージは指三本で行います。大人と違い、身体が出来上がっていない乳児は両手で強く行ってしまうと危険だからです。

人形を使い、小児用の胸部マッサージの講習を受けている写真

小児は片手で胸部マッサージを行います。この際もう一方の手でおでこを押さえると安定します。

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〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
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更新日:2019年04月01日

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