夏休み子ども歴史講座「大きな勾玉づくり」(まちできweb版 2015年8月8日)

敷島総合文化会館で古代のアクセサリー「勾玉(まがたま)」を作る子ども歴史講座が開かれ、24人の子どもたちが参加しました。

市内の御岳田遺跡(大下条地区)、末法遺跡(長塚地区)では古墳時代の「管玉(くだたま、管のようになっている石製品)」の未製品がでそれぞれ1点ずつ出土しています。
また、末法遺跡では「管玉」をつくった時の破片も出土しているため、制作にかかわっていたことが推測されています。出土された例は現在のところ県内では甲斐市域のみで、非常に珍しいそうです。  

講師がホワイトボードに勾玉の形を書き、説明をしている写真

講師は市生涯学習文化課文化財係の職員です。

はじめに勾玉の歴史や作り方について説明を受けます。

女の子が黒いマジックでデザインの下書きをしている写真

材料にデザインの下書きをして、

男の子が紙やすりで削っている写真

あとは4枚の紙やすりを使って、ひたすら削っていきます。

女の子が洗面器の水の中で紙やすりを使っている写真

1枚目の紙やすりは水の中で使い、ある程度の形まで仕上げていきます。

洗面器に水をはり、紙やすりで勾玉を削っている子ども達の写真

勾玉の素材は比較的やわらかく、削りやすいのですが、子どもたちには大変な作業です。

仕上げ用の紙やすりで細かい傷を削っている女の子の写真

ある程度形が仕上がったら、仕上げ用の紙やすりで細かい傷を削り、艶出しをしていきます。

ひもを通した勾玉を手のひらにのせている女の子の写真
ひもを通して勾玉を首にかける男の子と女の子の写真

最後にひもを通し、作業を始めて約1時間40分でオリジナルの勾玉が完成しました。

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秘書課 広聴広報係

〒400-0192
山梨県甲斐市篠原2610
電話:055-267-7223

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更新日:2019年04月01日

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