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甲斐市役所 山梨県甲斐市公式サイト

平成29年12月定例市議会

2017年12月21日

 本日ここに、12月定例市議会を開会するにあたり、議員各位におかれましては、ご多忙のところ、ご応招いただき、誠にありがとうございます。

 議案の説明に先立ちまして、このたび、山梨県市議会 議長会より感謝状を授与されました、小浦宗光 議長に心よりお祝いを申し上げます。
これまでのご尽力に対しまして、敬意を表するとともに、今後におきましても、更なるご活躍をご期待申し上げる次第であります。
 
 さて、12月1日の皇室会議で天皇陛下が平成31年4月30日に退位し、翌日に皇太子殿下が即位すると決定されました。
 今後、この日程に向けて準備がなされるとのことであります。
 なお、元号もこれに伴い改元することとなり、「昭和」を受け継いだ「平成」は31年までで幕を閉じることとなります。
 
 また、2日には本市を拠点としてバスケットボール女子Wリーグで奮闘している山梨クィーンビーズは、Wリーグ復帰後2年、40試合目で悲願の初白星、また、翌日も勝利を挙げ、連勝したところであります。
 今後、選手が勝利に向けて一丸となり、怪我をせず、多くの勝ち星を挙げていただきたいと思います。
 
 一方、2日、3日と開催された第54回山梨県一周駅伝競走大会では、本市代表チームの甲斐市Aが、初日首位に立ち、二日目も首位を守り、初の総合優勝を果たしたところであります。
 このたびの成績は、これも一重に、選手の皆さんの日頃の練習の成果であり、今後の飛躍を期待し、連覇に向けて、新たなスタートを切っていただきたいと思います。

 ところで、この秋は不順な天候が続き、特に、台風が2つもこの時期に続いたのは異例のことでありました。
 県内はこの2つの台風と秋雨前線の影響で、雨日が続き、甲府地方気象台のデータでは、10月中の降水量が419ミリとなり、昨年同時期の約7倍の多さでありました。特に、超大型で、強風と大雨をもたらした台風21号の接近時には、県内の約7,000人に避難勧告が出されるほどであり、本市においても、地域住民の方々が自主避難できるように、敷島地区の睦沢地域ふれあい館と清川地域ふれあい館を避難所として、事前に開設したところであります。
 皇太子殿下にもご視察いただいた釜無川では、2つの台風により増水し、河川内に設けられていた、全ての聖牛13基が流されてしまいました。
 
 また、みなさんが楽しみしていた「わくわくフェスタ」も、この台風のため、来場者の皆さんをはじめ、関係者の方々の安全を第一に考えて、やむなく中止となったところであります。
 今後も、災害に備える必要性を強く感じたところであり、また、市民の皆さんが安心して暮らせるよう、国をはじめとする関係機関と連携を図って参りたいと考えておるところであります。
 
 さて、去る10月22日に執り行われました第48回衆議院議員 総選挙につきましては、県内の1区、2区とも激しい選挙戦となりました。
 当選された方々につきましては、国のため、山梨県の発展のためにご尽力いただき、ご活躍されますことを願うところであります。
 11月1日には、衆参両院での首相指名選挙で第98代首相として安倍首相が選任され、首相は全閣僚を再任して、第4次安倍内閣が発足しました。
 11月17日の衆参両院本会議の所信表明演説で安倍首相は、緊迫する北朝鮮情勢と急速に進む少子高齢化について、「国難とも呼ぶべき課題」と位置づけ、北朝鮮の核、ミサイル、拉致問題の解決に強い決意を示す 一方、少子高齢化対策に関しては、12月に新しい経済政策パッケージを策定し、「生産性革命」と「人づくり革命」を断行する決意を改めて表明いたしました。

 また、「人生百年時代」を見据え、「経済社会システムの大改革に挑戦する」と宣言し、平成32年度までの3歳から5歳の幼稚園、保育園の無償化と、「真に必要な子どもたち」への高等教育無償化の方針が示され、再来年10月に引き上げを予定している消費税については、使途を変更して子育て世代や子どもに、「大胆に投資していく」と明言したところであります。
 今後におきましても、市民生活の向上及び市の発展のため、国の動向を注視し、対応して参りたいと思います。

 さて、ごみ処理の広域化についてでありますが、去る10月8日、後藤斉山梨県知事の立会いの下、峡北、中巨摩、峡南地域の11の自治体の首長により、平成43年度までにAブロック内のごみ処理施設の一本化を目指すとした基本合意書の調印式が行われました。
 現在、合意内容の早期実現に向け、今年度内にAブロック広域化推進協議会 準備会を立ち上げるため、事務を進めている状況であります。
 また、峡北広域行政事務組合においても、運営するごみ処理施設の使用期限が、本年11月末となっており、地元と協議を続けてきた結果、Aブロック広域化の動向を踏まえる中で、施設の使用期間を平成43年3月末まで延長することで合意し、去る11月14日に地元龍岡町の対策委員会との調印式が行われたところであります。
 本市にとっては、この一本化により、経費の削減や人口減少等を見据えた施設計画の策定を期待しているところであります。
 
 ところで、市では、去る10月20日に学校法人日本航空学園様と、災害時における被害調査の支援に関する協定を締結いたしました。これは、議会においてもご提言をいただきましたが、市内において大規模な地震、風水害その他の災害が発生し、または発生の恐れがある場合で、目視で現場確認が困難な場合等に、無人航空機、いわゆるドローンによる空撮調査を実施することで、災害の拡大防止及び被害の早期復旧、並びに災害の未然防止に資することを目的としたものであります。
 山間部など人の入れない地域や、二次災害の恐れがあって近づけない場所を、空から撮影し、行方不明者の捜索や災害の実態調査及び復旧対策の検討に非常に有効であると考えております。
 冒頭の話題と関連いたしますが、2つの大きな台風により、日本各地で災害が発生しました。
 幸いにも本市においては、甚大な被害はありませんでしたが、今後におきましても、気を緩めることなく、災害への対策や備えを、万全にしていきたいと考えております。

 もうひとつ、協定のお話をさせていただきます。
 市では、平成27年10月に「甲斐市まち・ひと・しごと 創生 総合戦略」を策定し、地方創生に向けた重点的な取組みを中心に施策を展開しております。
 この施策の実施にあたり、本市の創生に向けた取組みにおいて、包括的な連携のもと、相互に協力することにより、市の地域経済活性化に資することを目的といたしまして、このたび、本市の指定金融機関であります株式会社山梨中央銀行様と「地方創生における連携に関する協定書」を11月21日に締結したところであります。
 この協定に基づきます共同事業として、まずは、平成30年1月20日に株式会社山梨中央銀行八王子支店において「甲斐市移住定住相談会」を開催いたします。

 9月下旬から10月にかけては、市内各小学校において、「やはたいぬくん こどもあいさつ運動、字をおぼえようキャンペーン」を実施いたしました。
 やはたいぬくんが多くの子どもたちに会い、あいさつを交わし、笑顔があふれる学校生活を送れるよう願い、登校時間に合わせておこなったところであります。
 このキャンペーンにおいて、字を覚え、上手に、きれいに書くこと、また、本をたくさん読むことを子どもたちに呼びかけることによって、創甲斐教育の一環として掲げている「国語力の育成」に繋げていくものであります。
 私も何校か参加いたしましたが、一日の始まりに、元気な笑顔の子どもたちとコミュニケーションをとることにより、今日も笑顔でがんばろうという気持ちにさせていただきました。
 やはたいぬくんが、子どもたちに呼びかけることによって、勉強に励むきっかけになるよう、今後も このような運動に取り組んで参りたいと考えております。

 本年は、市内の金の尾遺跡が発見されて40年の節目の年になります。この遺跡は、甲斐市はもとより、山梨県を代表する弥生時代のもので、これまでの調査により、1,800年前の集落が発見され、人々が生活をした居住域とお墓である墓域も明確になり、山梨県の弥生時代の研究が大きく進展する契機となりました。
 また、弥生時代に続く、古墳時代、平安時代の住居跡も多く発見されていることから、繰り返し人々が住んでいたことがわかり、時代や人が変わっても住みやすい土地であったと言えるとのことです。
 太古からの歴史を振り返ると、壮大なロマンを感じると同時に、今後のまちづくりについての高揚感や使命感が溢れてきます。これらの思いを胸に、今後とも「緑と活力あふれる生活快適都市」の実現を目指し、市政に取り組んで参りたいと思います。

 それでは、今定例市議会に提出いたしました11議案につきまして、概要をご説明申し上げます。

 はじめに、報告議案であります。
 報告第7号、「和解及び損害賠償額の決定の件」につきましては、環境美化作業中の安全管理瑕疵による財物損害について、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものであります。

 次に、一般議案であります。
 議案第63号、「甲斐市竜王中部公園セミナーハウス条例の制定の件」につきましては、甲斐市竜王中部公園セミナーハウスの建築に伴い、設置及び管理に関して必要な事項を定めるための条例を制定するものであります。

 議案第64号、「甲斐市税条例等の一部改正の件」につきましては、山梨県県税条例の一部を改正する条例が公布されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。

 議案第65号、「甲斐市都市公園条例の一部改正の件」につきましては、竜王中部公園を防災公園として整備するなかで、公園内に体験学習が行える研修施設として、竜王中部公園セミナーハウスを建築することに伴い、所要の改正を行うものであります。

 議案第66号、「平成29年度甲斐市一般会計補正予算(第5号)」につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、11億5,866万円の追加補正をお願いするものであります。

 歳入につきましては、市税、国庫支出金、県支出金、繰越金などの増額が主なものであります。

 歳出につきましては、自立支援給付・医療事業、市内保育所事業、認定こども園等事業、生活保護費、小学校教育振興費に係る経費及び、財政調整基金積立金などを増額するものであります。

 議案第67号、「平成29年度甲斐市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、3億9,759万1千円の追加補正をお願いするものであります。

 議案第68号、「平成29年度甲斐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、85万5千円の追加補正をお願いするものであります。

 議案第69号、「平成29年度甲斐市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、6,461万2千円の追加補正をお願いするものであります。

 議案第70号、「平成29年度甲斐市介護サービス特別会計補正予算(第1号)」につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、10万9千円の追加補正をお願いするものであります。

 議案第71号、「平成29年度甲斐市合併浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、予算の総額は変更せず、財源更正をお願いするものであります。

 議案第72号、「市道路線認定の件」につきましては、新たに7本の市道路線を認定するため、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 以上、提出議案等の概要につきまして、ご説明申し上げましたが、何卒、よろしくご審議のうえ、原案のとおり、ご可決くださいますようお願い申し上げます。

平成29年12月5日

甲斐市長  保 坂  武

 

 

 

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